有機ゴミ [Biomüll]

Biotonne

茶色の容器は、台所や庭からでる有機ゴミの回収に役立っています。回収されたゴミは有機肥料に加工されます。

質の高い肥料を作るには当然良い原料が求められ、私たちの協力が必要となってきます。何が有機ゴミなのかをよく理解し環境を損なわないBIO製品加工のために貢献しましょう。

◆対象となる主なゴミ◆

  • 卵の殻
  • 果物の芯、種、皮(柑橘類の甘皮も含む)
  • 庭木から落ちた果物
  • ナッツの殻
  • 野菜、果物、サラダのくず、玉ねぎの皮、ジャガイモの皮
  • 火を通していない食事の残り、賞味期限の切れた食品
  • お茶の葉、ティーバック、柑橘類の果物、鉢植えの植物
  • コーヒーの出しガラ、フィルター
  • キッチンペーパー、古新聞(有機ゴミの水分を取り除くために使用したもの)
  • 髪の毛、羽、萎んだ花、枯れた花、観葉植物、植物栽培用の肥土(少量ならOK)
  • 刈り取った芝、落ち葉、枯れ葉、苔、雑草
  • 垣根や植木を刈り込んだ際に出る枝葉、小枝、小さく切った庭木の枝葉
  • 加工されていない木材のおがくず、木粉

◆対象とならない主なゴミ◆

  • 液体
  • 乳製品、肉、魚、ソーセージ、骨、昆布・かつお節の出がらし
  • 調理済み食物の残り(火を通した食事の残りなど)、食堂から出る残飯
  • 医薬品
  • ペット・フード
  • 特殊加工の施された紙、写真雑誌などに使用されている光沢のある紙、カラー印刷された紙、ダンボール
  • 生理用ナプキン、紙オムツ
  • タバコの吸い殻
  • 繊維製品、羊毛製品、絨毯
  • 皮革製品、靴
  • 建築用、家具用の木材、灰、木炭
  • ゴム・ビニール袋、麻袋
  • 植木鉢
  • 掃除機のゴミ袋
  • 家庭からでる塵くず、庭や道路等を掃いたときにでるゴミ、石、砂
  • ペット用砂(無機質のもの)

※ビニール等の合成物質でできたゴミ袋は有機ゴミではありません。その他のプラスチックや金属製の包装資材等も、必ず取り除くようにして下さい。

  1. 台所にある有機ゴミ用バケツに新聞紙を敷きつめます。ゴミの水分を吸収してくれる上に容器を清潔に保ち、かつ、新聞紙自体が肥料になってくれる。肥料の質がおちてしまうので、光沢紙や着色された紙を使わないよう気をつけましょう。
  2. 有機ゴミ専用容器の中の水分を吸収するため、また、簡単に容器を空にするため、先ず1、2枚の新聞紙を茶色の専用容器に敷きつめます。ボール紙からできている卵のパックも非常に優れた吸収性をもっており、底に敷くのに最適です。
  3. 野菜を洗う際や、ジャガイモの皮をむく際には、新聞紙やキッチンペーパーを下に敷いておきましょう。使用後はそのまま有機ゴミ用バケツに捨てられます。
  4. 1日か2日ごとに台所の有機ゴミ用バケツをからにしましょう。
  5. 有機ゴミ専用容器の中身を圧縮しないようにしましょう。
  6. 刈り取った芝を捨てる際には、1-2時間乾かすようにします。また、刈り取ったばかりの草は容器に張りついてしまい発酵し始めるので、有機ゴミ専用容器の底には入れないようにしましょう。容器の中で空気が通らない状態ができてしまいます。
  7. 冬期には、丸めた新聞紙を容器の底に敷くことで、容器の中のゴミの凍結を防ぐことができます。
  8. 夏期には、腐った果物や食品を新聞紙で包むと害虫を防ぐのに役立ちます。また、有機ゴミ専用容器を日陰に置きましょう。